目的
住宅産業が「建てる」から、「活用する」暮らしサービス産業へとパラダイムシフトしていく中で、住宅建設プロセスのデジタルデータベースの重要性が急速に高まっています。
一方、住宅産業を担う業界構造は極めて複層的であり、元請け業者から下請工事会社、専門工事会社と零細規模の事業者の連続的工事プロセスによって支えられていることから、住宅情報を統合的にデータ化できていない状況にあります。

一般社団法人住宅DX推進協議会は、デジタル技術とデータ技術・電子化技術を活用し、元請け下請け、資材流通業等の相互間の問題解決を行う事で、サプライチェーン全体の生産性を高めていくとともに、既存住宅の活用(再販流通、メンテナンス、リフォーム、設備保証等)を円滑に進めるため、住宅産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、住宅産業の成長と近代化に資することを目的としています。
目標と事業概要
住宅産業DXを実践・推進する上で、基盤となるICTシステム・フィンテック・決済・保証・電子的生産性向上技術を活用し、特に、地盤・基礎建設工事等を含む住宅建築請負工事における元請け下請け間相互の課題を解決し、且つ相互のコスト改善を可能にする仕組みとデジタルネットワーク化の推進
- 住宅形成プロセスに必要な図面、写真、文書、保証書等の重要なエビデンスの統合データ化と活用ならびに住宅流通・再販に必要な住宅データの標準化の推進
- 地盤調査・保証業務の効率化とDX推進を図り、地盤調査・解析・判定、地盤改良工事、地盤保証・再保険基準等の適正・安全基準の検討、研修・教育活動を行い、地盤保証の重要性や消費者保護を目的とした啓蒙・広報活動
- その他上記を行う上で、必要な事業
協議会概要
一般社団法人 住宅DX推進協議会 | |
2020年10月1日 | |
〒105-0004 東京都港区新橋4-3-1 新虎安田ビル | |
山口 喜廣(株式会社アートフォースジャパン 代表取締役社長) | |
荒川 高広(地盤ネット株式会社 代表取締役社長) 鵜澤 泰功(日本モーゲージサービス株式会社 代表取締役社長) | |
(運営窓口会社) | 株式会社 住宅アカデメイア |
jdx@academeia.jp |